食べもえビデン

食材・食品や成分を選択する際の目安

運動量と摂取カロリー


投稿日: tabemoe

運動量が増加すると、消費カロリーが増加するというのは感覚で理解できます。そして、消費カロリーが摂取カロリーを上回ると体重の増加を防ぐことが理論的に可能です。

この記事を書いている時はちょうどラグビーのワールドカップが開催されていました。ラグビーは体重が重い選手で、ケガのリスクが低い可能性が調査により報告されています。そのため、筋肉量の増加は競技生命を伸ばすために必要と考えられています。

しかし、ラグビー選手は試合期に除脂肪量が減少、すなわち筋肉が減少することが知られており、いかに試合期前に除脂肪量を増加するかが競技生命の延長と試合時のパフォーマンス向上につながります。

そこで、日本人のラグビー選手を対象に運動量と摂取カロリーについて調査した例によると、「年間スケジュールをトレーニング量で分け調査したところ、生活活動での消費カロリーに差は認められなかった。そして、トレーニング量の増加によりトレーニングでの消費カロリーは増大したが、摂取カロリーは増大せずに減少することが明らかとなった。」ことが明らかになっています。

そして、最もトレーニングが激しい時期は、たんぱく質を多く含む食品の摂取が減少する代わりに、サプリメントの摂取が増加していることがわかりました。運動で利用されるサプリメントは意外と高カロリーで高たんぱく質であることが多いですが、参考にした報告では「サプリメント食品群の摂取量の増加をもってしても、トレーニングの増加に見合う1日の総摂取カロリー量の増加には至らなかったという重要な事実が示された。」とあります。

これは、せっかく厳しいトレーニングをしても体に筋肉を付けるどころか、筋肉の減少につながってしまいます。

では、どうすれば良いのか。周りに食事内容やトレーニング内容を管理してくれる協力者がいれば理想ですが、そのような恵まれた環境はそれほどありません。

自身で出来る方法として、基礎代謝を測定できる体重計を購入し、自身の 生活活動での消費カロリーをまず知ることから始め、1日の総摂取カロリーを知ることから始めるのが良いと思います。

食事のカロリー量は、簡単にインターネットで調べることができます。意外と簡単にできるのでお勧めです。

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